雇用保険・社会保険をかける基準と手続きに必要な情報
簡潔に書きます。
雇用保険、社会保険どちらも「こんな人はどうなの?」と判断に迷う人がいます。
迷ったら、顧問社会保険労務士、ハローワークにご相談ください。
<雇用保険をかける基準>
・31日以上引き続き雇用される予定である
・1週間の所定労働時間が 20 時間以上
(季節雇用、役員兼任、昼間学生など除外になる人もいます)
<社会保険をかける基準>
・75歳未満(70歳までは健康保険と厚生年金のW加入)
・1週の所定労働時間および1月の所定労働日数が常時雇用者の4分の3以上
(↑ざっくり言うと、週30時間以上働く約束がある)
・日雇い、2カ月以内の期間雇用など、臨時的に働くのではない
<雇用保険・社会保険をかける手続きに必要な情報>
・氏名(フリガナ)、住所、生年月日、性別
・月の賃金見込額(残業代、通勤手当含めて)
・賃金支払い形態(月給なのか、時間給なのかなど)
・資格取得日(一般的には雇い始めた日)
・雇用形態(正社員なのか、パートなのか、期間雇用なのかなど)
・職種(どんな仕事内容か)
・1週間の所定労働時間
・マイナンバー
・前職で雇用保険をかけていた場合、雇用保険被保険者番号(不明なら、職歴)
以下は外国人の場合
・国籍
・在留資格、在留期間
・氏名のローマ字つづり
上記の情報を確認するために、下記の書類を準備しましょう。
★雇用契約書
★履歴書
★マイナンバーの確認できる書類(マイナンバーカード、住民票など)
★本人確認できる書類(マイナンバーカード、免許証、パスポートなど)
★雇用保険被保険者証など(前職退職時に渡された失業保険の関係書類)
★在留カードなど
他にも必要な情報がある場合もあります。