カテゴリー: 労働保険

離職票(雇用保険離職証明書)の作成について

雇用保険をかけている従業員が退職したら、雇用保険離職証明書を作成します。

従業員が失業保険をもらうために必要な書類なので、早めに準備したいものです。

 

Q「離職票が欲しい」という従業員だけでいいのでは?
 
A.いいえ。
 原則、雇用保険をかけていた従業員全員に作って渡してあげることになっています。

「離職票なんて、絶対にいりません!」と言い張る従業員以外、作って渡してあげましょう。

 

離職証明書を作成するために必要な情報は下記のとおりです。

・賃金台帳 過去7か月分

・勤怠記録(出勤簿、タイムカードなどのこと)

自己都合の場合 過去13カ月分

会社都合の場合 過去7カ月分

但し、出勤状況によっては、もっと必要です。

・退職届(提出があった場合)

・離職票送付先の住所、連絡のとれる電話番号

 

社会保険もかけている人の場合、健康保険証も忘れずに回収しましょう。
なお、健康保険証は、直接協会けんぽに郵送してください。
送付先は、下記のリンクからご確認ください(各県ごとに異なります)。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat710/sb7130/sbb7131/1762-620/

雇用保険・社会保険をかける基準と手続きに必要な情報

簡潔に書きます。

雇用保険、社会保険どちらも「こんな人はどうなの?」と判断に迷う人がいます。

迷ったら、顧問社会保険労務士、ハローワークにご相談ください。

 

<雇用保険をかける基準>

・31日以上引き続き雇用される予定である

・1週間の所定労働時間が 20 時間以上

(季節雇用、役員兼任、昼間学生など除外になる人もいます)

 

<社会保険をかける基準>

・75歳未満(70歳までは健康保険と厚生年金のW加入)

・1週の所定労働時間および1月の所定労働日数が常時雇用者の4分の3以上

(↑ざっくり言うと、週30時間以上働く約束がある)

・日雇い、2カ月以内の期間雇用など、臨時的に働くのではない

 

<雇用保険・社会保険をかける手続きに必要な情報>

・氏名(フリガナ)、住所、生年月日、性別

・月の賃金見込額(残業代、通勤手当含めて)

・賃金支払い形態(月給なのか、時間給なのかなど)

・資格取得日(一般的には雇い始めた日)

・雇用形態(正社員なのか、パートなのか、期間雇用なのかなど)

・職種(どんな仕事内容か)

・1週間の所定労働時間

・マイナンバー

・前職で雇用保険をかけていた場合、雇用保険被保険者番号(不明なら、職歴)

以下は外国人の場合

・国籍

・在留資格、在留期間

・氏名のローマ字つづり

 

上記の情報を確認するために、下記の書類を準備しましょう。

★雇用契約書

★履歴書

★マイナンバーの確認できる書類(マイナンバーカード、住民票など)

★本人確認できる書類(マイナンバーカード、免許証、パスポートなど)

★雇用保険被保険者証など(前職退職時に渡された失業保険の関係書類)

★在留カードなど

他にも必要な情報がある場合もあります。